多重債務者が、低利借換えに次いで検討するのが債務整理です。そして、その中で最初に検討されるのが「任意整理」プラス「過払い請求」という解決方法です。
多重債務者の中で、この方法での対象になるのは、
1、利息が高くて元金が減らない人。 2、利息さえなければ返済する力はある人、などが該当します。ここで前に述べた、過払い金返還請求の知識が役に立ってくるのです。
そこで、任意整理とはどういうものでしょうか。任意整理とは、弁護士や司法書士が、債務者の代わって、債権者と交渉する手続きです。交渉の内容は、弁護士や司法書士が法定利息で利息計算をし直して、法律上、本当に支払わなければならない元金額を確定し、これに基づき、債権者と個別に交渉し、支払い可能な金額で、分割支払いの和解を取り付けていく「交渉による債務整理の方法」です。
このように、任意整理は、裁判所を通した手続きではないので、特定の債権者(車のローンや銀行からの借り入れなど)を除外する事も可能です。任意整理では、将来利息はカットした上で和解しますので、返済をすれば、確実に元金が減ってきます。
また、高金利で5年以上借り入れをしている場合は、任意整理をする事によって借金が全てなくなり、逆に過払い金が発生している例も少なくはありません。このように長期で高金利を支払い続けている人は、多重債務解消の可能性が高いと言えます。